2007 年度よりスタートした学生生活に関する満足度調査(隔年実施)は、今回で3回目を迎え、昨年秋に約2週間にわたる全学調査を実施したところです。そしてこの度、その集計結果について「学生生活満足度調査
2011 報告書」としてまとめる運びとなりました。
思い起こせば、この調査の実施素案が複数の事務部署からの共同提案として起案されたのが、今から7年ほど前のことになります。当時、大学の施設を中心とした教育環境に関するアンケートは他大学でも多くの取組事例がありましたが、大学の事務部門を構成する「教務課」
や「学生生活課」といった主だった事務サポート組織の個別の利用頻度と満足度について、学生調査を実施するという試みは、極めてユニークなものでありました。
また、この調査は「学生生活満足度調査ワーキンググループ」という、異なる事務部署の職員が集まり、その企画から実施・集計までを協働して行う点でも従来とは異なる取組手法が用いられました。時限的な取組として、「隔年3回実施」がワーキンググループの目標として掲げられたときは、遙か遠くのように感じられたゴールでしたが、3回の調査実施を無事成し遂げ、いよいよ目前に迫ってきているようです。
この間、調査に快く協力をしてくれた学生の皆さんに深く感謝するとともに、調査実施に際して、授業の場をご提供いただいた宗教科目の授業担当の各先生、その他関係するみなさまのお力添えに、この場をお借りして改めてお礼申し上げる次第です。
本ワーキンググループとしての活動はかねてからの予定どおりその使命を終えますが、これまでの調査実施と結果報告が、今後の白百合女子大学の魅力をさらに高めるための、課題解決の一助となれば幸いです。
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